MITOBE Nanae
神奈川県生まれ。現在、ウィーンと日本を拠点に作家活動を行っている。
2011年 名古屋造形大学卒業、画家 長谷川繁に師事する。
2022年-2023年 オーストリアのウィーン美術アカデミーに交換留学し、アラステア・マキンブン(Alastair Mackinven)に師事する。
2024年 東京藝術大学大学院美術研究科絵画専攻油画 卒業、画家 小林正人に師事する。
一斗缶に入った油絵具を豪快に手で掴み、重厚感のある厚塗りの絵画を制作する。初期にはマイケル・ジャクソンなどの著名人やポップ・アイコンとなる人物を描いた作品を制作していたが、2014 年のアメリカでの滞在制作をきっかけに、極めて抽象性の高い匿名の顔を描いた「DEPTH」シリーズを制作し、2016 年愛知県美術館での個展にて発表、2020 年に愛知県美術館に「I am a yellow」が収蔵される。2022 年に初の作品集「Rock is Dead」を出版。「Rock Star」、「TIME」シリーズをはじめ、近年では、パンデミック期間に自身がネットニュースのトピックからインスピレーションを得て制作した「Picture Diary」シリーズを発表するなど、画家の視点で社会をリアルタイムに捉え、時にはポップに時には皮肉的に大胆かつ独創的なスタイルで時代を表現する。
主な個展に、2024年「Study of Dansaekhwa」YOUNGEUN MUSEUM OF CONTEMPORARY ART 、「Trump’s ears are like Van Gogh’s (I also.)」HARUKAITO by ISLAND、「People Have The Power」DIESEL ART GALLERY、2023年「黒い顔・白い顔」rin art association 、「座る人 Sin-In」agnès b. galerie boutique、「WHAT COLOR DO YOU SEE?」THE LOOP GALLERY、「Green and Red」-GUCCI NAMIKI(東京)、2022年「project N 85 水戸部七絵|I am not an Object」東京オペラシティ、2021年、「I can’t speak English」NADiff Gallery、「Rock is Dead」-biscuit gallery、 2019年「I am a yellow」Maki Fine Arts、2016年 「APMoA, ARCH vol.18 DEPTH ‒ Dynamite Pigment -」愛知県美術館など。
受賞暦
2011年「千代田芸術祭2011 アンデパンダン」審査員ゲスト O JUN 賞受賞
2013年「熊谷守一大賞展」入賞
2019年 ホルベインスカラシップ奨学生
2020年「VOCA展2021 現代美術の展望─新しい平面の作家たち─」奨励賞受賞 推薦者:鎮西芳美
パブリックコレクション
愛知県美術館
YOUNGEUN MUSEUM OF CONTEMPORARY ART
主なプライベートコレクション
高橋龍太郎コレクション / OKETA COLLECTION / 家入コレクション / 前澤 友作 / UESHIMA MUSEUM COLLECTION
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